グッピーの遺伝の基礎

高校生にも解るグッピーの遺伝


無事、ここまでやってきましたね??
さて、これからが本題です。
今までは、アルビノならアルビノ、ブラオならブラオだけというように単一因子の遺伝を考えてきました。
ここまで理解できた皆さんには、ふたつ以上の複合因子も理解できるでしょう。
また、ちょっとだけ遺伝子記号なるものも覚えてみてください。

この図を見て解るように、親のことを"P"と表し、仔のことを"F"と表します。
戻し交配は親の形質を強く出したい、または親の因子をたくさんそろえたい場合などに用いられ、アルビノの増産などに役立ちます。
詳しくは 実践編で・・・

それでは、複合のF1を見て行きましょう。

このような交配の場合、生まれる仔が1種類に限定されるので、表にして考えるまでもありませんね。

また、このように遺伝子が Aa、Rr と揃っていないものをヘテロ型
それに対し遺伝子が AA、aa、RR、rr などと揃っているものをホモ型と呼びます。

それでは、上のF1同士を掛け合わせて生まれるF2を見てみましょう。

このように、1種類のF1グッピーからたくさんの表現のグッピーが生まれます。
それぞれの品種を別々に維持していく為には最低各1本の水槽が必要になる・・・(((大爆笑)))
それは困るぞ! と思う方は、これだけの表現に別れるのだから、1本の水槽で飼っていろいろ楽しむという考え方もできます(^o^)


では、ここで問題です。
Pであるノーマルブラオオス(AArr)と、F1メス(AaRr)を掛け合わせたとき、ノーマルブルーグラスの仔は何%採れるでしょう??

答えを、クリックしてください (正解すると「高校生にも解るグッピーの遺伝2年生」へ、ジャンプします)

@ 100%ブルーグラスになる
A 75%ブルーグラス、残りはリアルレッドアイになる
B 50%ブルーグラス、残りはブラオになる
C 50%ブルーグラス、残りはリアルレッドアイになる
D 25%ブルーグラス、残りはリアルレッドアイ、ブラオになる



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